誰でも簡単!アンティーク風に塗装するテクニック(実例あり)&おすすめ塗料をご紹介。

使い古した風合いを演出することで、100円均一の小物でも味のあるワンランク上のアイテムになることから、DIYで今人気の「アンティーク風塗装」。この記事では、アンティーク風の塗装テクニックはもちろん、室内でも使いやすいおすすめ塗料やその施工事例、Instagramで投稿されたアイディアいっぱいのおしゃれ画像をまとめてご紹介します。

目次

  1. アンティーク風の塗装テクニックとは?
    1)使い込まれた味わいを演出する「シャビー加工」
    2)質の高い色合いでアンティーク感UP!おすすめ塗料「クロマニョンペイント」

  2. クロマニョンペイントでやってみた!3つの実例紹介
    1)ヴィンテージ加工
    2)ダメージ加工
    3)汚し加工

  3. アンティーク風塗装アイディア
    100均の材料だけでアンティーク風引き戸を作成
    スタンプやステンシルを使ったおしゃれなアンティーク風オブジェ

  4. まとめ

 

1.アンティーク風の塗装テクニックとは?

1)使い込まれた味わいを演出する「シャビー加工」

塗装の際に、あえてキズや汚れを施したり、塗装後にヤスリで削り擦れを出すなど、長年使い込んだ風合いを演出する加工方法を「シャビー(エイジング)加工」と言います。シャビーとは「古めかしい」という意味。シャビー加工を施すことで、新品の状態に比べてより味わい深いアンティークの風合いを出せることから、おしゃれでナチュラルなものを好む女性に人気の高いDIYテクニックです。シャビー加工にはさまざまなテクニックがありますが、その中でも気軽に楽しむことができる3つの方法をご紹介します。

【簡単にできる!3つのテクニック】

加工方法

ヴィンテージ加工

落ち着いた色合いのワックスを塗り込むだけ。木目を活かしつつ表面を保護でき、「味わい深い印象」を与えることができる。

ダメージ加工

塗装前に、カッターやハサミ、ハンマーなどで表面に傷をつけておく。そうすることで、使い込んだ印象をよりリアルに表現する。

汚し加工

ベースの色を塗った後、黒などの濃いめの塗料をあえて汚れたように塗り重ねる。フチの部分を塗っておくとよりリアルな印象になります。汚れを表現するのに、丸めたティッシュやスポンジなどを使うのもおすすめ。



2)質の高い色合いでアンティーク感UP!おすすめ塗料「クロマニョンペイント」

クロマニョンペイント

塗るだけで味わい深く、よりアンティーク感を増してくれる塗料「クロマニョンペイント」。創業明治43年の日本最古の靴クリームメーカー「ライオン靴クリーム本舗」が、その技術と経験を活かし、職人の手作業で丁寧に作り出したDIY専用の塗料(2021年発売開始)です。

 

【クロマニョンペイントのおすすめポイント】

  • アンティーク塗装と相性の良いカラーバリエーション。
  • 天然成分を主成分にしており、安全性が高く自然な色合い。
  • 香料を合わせたことで、室内でも「臭い」を気にせず使用出来る(※休憩や換気はしっかり行ってください)。
  • 誰でも気軽に楽しめるよう、使い勝手の良さを追求した容器&容量。

「誰でも気軽にDIYを楽しんで欲しい」という想いが詰まった、スポンジ付きのハンディステインは、小さなお子様でも気軽にDIYを楽しむことができます。

 

2.クロマニョンペイントでやってみた!3つの実例紹介

おすすめのクロマニョンペイントの塗料を使って、実際に3つの加工テクニックを試した実例をみていきましょう。

1)ヴィンテージ加工

【用意するもの】

・塗料:カフェワックス(ブラウン)

・柔らかい布、またはキッチンペーパー

・木材


①柔らかい布やキッチンペーパーで塗料を木材に塗り込んでいきます。

塗料を塗る

②ポイントは、油分と染料を木材にしっかり染み込ませること。そうすることで、木目を活かしたまま表面を保護することができます。

キッチンペーパーで塗り込み

③30〜60分ほど乾燥させれば完成!あっという間に味のある古材になりました。 使った布やキッチンペーパーはそのまま破棄できるので、片付けも楽チンです♪

塗装前後の比較

(上:塗装前、下:ブラウンでの塗装後)

塗装前と後の比較

 

2)ダメージ加工

ダメージ加工Part1:ハサミやカッターを使用

【用意するもの】

・塗料: カフェワックス (ビターブラウン)

・カッター、またはハサミ

・柔らかい布、またはキッチンペーパー

・木材

 

①木材に、カッターやハサミで傷を付けます。

ハサミとカッターのダメージ作業

②そこに、カフェワックスを塗り込んで乾かすだけ!

塗料の塗り込み

③ヴィンテージ加工と比べても、傷を入れるだけでよりアンティーク感が増します。

塗装前と後の板の比較

(上:塗装前、中:ヴィンテージ加工、ダメージ加工)

 

ダメージ加工Part2:サンドペーパーを使用

【用意するもの】

・塗料: ハンディステイン (シナモン)

・サンドペーパー(粗めの40番を使用)

・キッチンペーパー

・木材

 

①ハンディステインで木材を塗装し、その後キッチンペーパーで乾拭きします。

塗料の塗り込み

②乾ききったら、次にサンドペーパーを使ってハゲた感じを出していきます。今回は粗めの40番でゴシゴシ削っていきます。この時、全体を削るのではなくあえてムラが出るようにしましょう。

サンドペーパーで削る

③削り終えたら完成です!ハサミやカッターなどの刃物を使用した加工とは、一味違った仕上がりになりました。さらに、この方法なら小さなお子様でも安心して楽しむことができます。

板の比較

3)汚し加工

【用意するもの】

・塗料: カラーペースト(ブラック、ホワイト)

・大きめの綿棒(または塗料を混ぜ合わすのに使いやすいスプーンなど)

・柔らかい布、またはキッチンペーパー

・ティッシュ

・木材


①それぞれのペーストを綿棒で取り出し、混ぜ合わせていきます。水気の少ないペーストは、要らない紙の上でも簡単に混ぜることができます。今回は少し金属感を出したいので、グレーの色合いを作っていきましょう。

カラーペイント

②混ぜ合わせたペーストを木材に塗っていきます。ここでもカフェワックス同様、刷毛を使わず、布やキッチンペーパーで簡単にできます。塗装後は、1〜2時間程度しっかりと乾燥させておきましょう。

塗料を塗る

③丸めたティッシュに少量のブラックを付け、ポンポンと無造作に斑点を付けていきます。たまにこすったりなどして、リアルな汚れを演出しましょう。フチは必ず汚しておくことがポイントです!

無造作に斑点をつける

④塗り終えたら1〜2時間しっかり乾燥させて完成です!

板の比較

(上:塗装前、下:塗装後)


3つのテクニック事例はいかがでしたか?刷毛を使うこともなく簡単にアンティーク風の塗装ができました。さらに、3つの加工を合わせると、100円均一で購入した小物たちが使い込まれた味のあるアンティーク風小物に大変身します!

什器の作り方



3.アンティーク風塗装アイディア

アンティーク風のDIY作品にはどのようなものがあるのでしょう?Instagramに投稿されたものの中から、おしゃれでアイディア満載の作品をご紹介しますので、制作の参考にどうぞ。
※投稿者様の承諾を得た上で掲載させていただいています。



100均の材料だけでアンティーク風引き戸を作成



スタンプやステンシルを使ったおしゃれなアンティーク風オブジェ



まとめ

アンティーク感を簡単に演出できる3つの塗装テクニックとアンティーク塗装のアイディアをご紹介しました。さらに、クロマニョンペイントを使用することで、より気軽に誰でもアンティーク風塗装を楽しむことができます。ぜひお試しください。


【クロマニョンペイント商品の特徴】

ハンディステイン

スポンジ付きの水性塗料。豊富なカラーバリエーションで、細かな部分にも使いやすい。

カフェワックス

油性のワックス。表面を保護するだけでなく、塗るだけで深みのある色合いが出せる。

カラーペースト

ペースト状の乳化性塗料。水気が少なく、伸びがいいため混ぜ合わせも簡単。さまざまな色の組み合わせを楽しめる。

※上記の他に、食器類や子ども用の玩具にも安心して使用できるアクリルコート(食品衛生法に適合した水性のニス)の取り扱いもあります。


クロマニョンペイントでは、塗料が残って無駄にならないよう、使い切りやすい容量と価格にてご提供しています。さらに、どの塗料も刷毛を使わず塗装できるため小さなお子様でも簡単に塗装でき、後片付けも楽チン。すでに使用されている塗料はもちろん、クロマニョンペイントを取り入れることで、もっと気軽に、もっとさまざまなアイディアを形にしてもらえたらと思います。

クロマニョンペイントは、簡単にDIY塗装ができる塗料です。

どなたでも簡単に使える塗料をご用意しております。色展開が豊富でお手軽な価格、内容量のため、どんな方でもDIYを手軽に楽しんでいただける塗料です。

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